お金を勉強していく上で、金利について理解しておく必要があります!
なぜなら、お金を「貯める、増やす、稼ぐ、使う、守る」など
お金について、ほとんどのことに金利は関わってくるからです!

金利って良く聞くワードではあるけど
実際どうゆうものかって説明できないかも!?
それに、数%とか大きい金利のものってあまり聞かないから
そこまで重要なことじゃないんじゃないの!?
自分も最初はこのように考えており、良く理解していませんでした。
しかし、金利を理解しないと
大損するかもしれないし、かなり得することを逃してしまっているかもしれません!!
今回は改めて金利について、自分も知らなかった単利と複利の違い等勉強したので
ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです!!
金利とは??
金利とは、お金を借りたり預けたりするときの「割合(%)」のことをいいます。
金利について最もイメージしやすいものとして
NISA等の投資の年利やローンの年利等があるかと思います。
NISAでは、投資信託に投資していると金利分の利息で金額が増えていきます。
逆にローンでは、金利分の利息を支払わなくてはいけません。
要は、金利とは「お金のレンタル料」みたいなものと考えると分かりやすいかもしれません!
このように、お金にまつわる色々なところで金利が関わり
金利分の利息をもらうことはとても得ですが、払わなければいけない場合は大変になります。
特にお金を借りて、金利分の利息を払わないといけない場合
1%や0.1%といった、小さく感じる金利でもよくよく調べると、結果とんでもない金額になってしまい
自分の首を絞めてしまっている可能性があるため気を付けなければいけません!!
よくある金利の種類としては、以下のものがあります。
- 年利:1年間での利息の割合
- 実質年率:手数料なども含めた実際に負担する割合
- 固定金利:一定期間ずっと同じの金利
- 市場の状況によって金利が変わる
1%や0.1%といった、少ないパーセンテージでもとんでもない金額になってしまうというのは
次の単利と複利について、を理解することで分かりますので続きを読んでいただければと思います!
単利と複利について!!
金利には単利と複利という2種類があることを知っていますか!?
一般常識なのかもしれませんが、少なくとも私は勉強する前は全然知りませんでした(笑)
単利:毎年の利息が元本(最初に預けたお金)にのみかかる →シンプルに増えていく
複利:元本と毎年の利息にも利息がかかる →雪だるま式に増えていく
例)100万円を年利5%で3年間預ける場合
- 単利の場合
- 1年目:100万円 × 5% = 5万円(利息) → 合計 105万円
- 2年目:100万円 × 5% = 5万円(利息) → 合計 110万円
- 3年目:100万円 × 5% = 5万円(利息) → 合計 115万円
- 10年目:100万円 × 5% = 5万円(利息) → 合計 150万円
- 複利の場合
- 1年目:100万円 × 5% = 5万円(利息) → 合計 105万円
- 2年目:105万円 × 5% = 5万2500円(利息) → 合計 110万2500円
- 3年目:110万2500円 × 5% = 5万5125円(利息) → 合計 115万7625円
- 10年目:155万1328円 × 5% = 7万7566円(利息) → 合計 162万8894円
上の図のように、同じ年利で預けるにも単利と複利で10年目には12万円以上の差が生じます!
このお金の増え方が、貰う側だったらかなり嬉しいですが、払う側だったら恐ろしいですね!
現在の日本では、お金の貸し借りの場面でほとんど複利が主流になっており
単利はほとんど使われていないようです。
単利が使われる主な場面
- 債券:基本的に単利ベースで計算されることが多い
- 定期預金の一部:1年未満の定期預金や満期後に利息を受け取るタイプ(再投資しない)は単利扱い
- ローンや貸金業者の一部:短期の融資(特に個人間取引や中小企業)では単利で計算する場合もある
あくまで上記は一部であり、今は複利が主流であることを忘れないようにしましょう!
単利は、「計算が簡単」「短期で完結する」場面で選ばれることが多く
一回で利息を受け取ったり、再投資をしない形式にすると単利扱いになります。
逆に、複利で借りる怖いケースを下記に示します。
複利が効いてしまう代表的な借金
- リボ払い
- 実質金利が15%前後と超高金利!複利により利息が増えやすく、返済額によっては元本が減らないケースも多いので要注意!!
- カードローン
- 銀行系で年3~15%と金利が高め!月々の返済額が少ないと、利息が利息を呼ぶ悪循環にもなってしまう!!
- 消費者金融(アコム、プロミス等)
- 年15~18%と超高金利!複利の効果で返済総額が大変なことになりがち!!
上記は本当に避けるべき借金だと思いますので、気を付けたいですね!!
その他にも、低金利だとしても複利は積み重なることで多大な金額になる可能性を秘めているため
十分に注意していきましょう!!
複利で貸す側になろう!!
複利で借りる側の怖さを書いていきましたが
逆に複利は貸す側になったら強い強い味方になってくれます!!

複利で貸すってどうゆうこと!?
そんなの誰に貸すのさ??
そんなことを考える方もいると思いますし、自分がまさにその一人でした(笑)
実は、皆さんも普段から複利で貸している可能性が高いです!
それは銀行の普通預金や定期預金です!
そうなの!?と思われるかもしれません!
しかし普通預金や定期預金は
「預けるお金」と書くため銀行にお金を預けている認識が強くなってしまいますが
実は銀行にお金を貸しているんです!!
そのため、銀行預金をしていると利子があり利息がもらえるんです!
ただ、その利子が銀行預金では超低金利なため利息を貰えても数百、数千円程度、、
これでは全然お金が貯まっていきません、、
そこで今流行っているNISAやiDecoといった株式投資が出てくる訳です!
聞いたことがあるかもしれませんが
NISAは投資信託といって株の詰め合わせパックのようなものに投資をします。
その中でも人気なファンドとして、「S&P500」「オルカン」というものがあります。
- S&P500
- 米国の代表的な上場企業500社に分散投資する商品
- 年平均リターン(利回り)5~8%前後期待できる
- オールカントリー
- 米国、日本、ヨーロッパ、新興国など全世界の株式に分散投資する商品
- 年平均リターン4~7%前後期待できる
上記はあくまで過去の平均的な数字であり、将来もこの通りに運用できる保証はありません。
場合によっては元本割れ(投資した金額よりもマイナスになってしまう)のリスクもあります。
しかし、長期的に見るとこういったプラスのリターンが期待できる商品になっています!
ただ、こういった商品にガッツリ投資する!という訳ではなく
銀行預金は1000万円まで元本保証がありますので、〇〇万円は銀行預金で守っておいて
損失しても大丈夫な軍資金の〇〇万円を投資に回す
といった方法を取れると複利を上手く利用した資産運用できる可能性が高いです!
もちろん、株式投資はリスクが付き物なためしっかり勉強してから始める必要があると思います!
まとめ
今回は金利について勉強したことを共有させていただきました。
金利はお金の貸し借りのほとんどに絡んでくるため、理解しておく必要があります。
金利には単利と複利の2種類があり、現在の日本では単利でのお金の貸し借りは少なくなっています。
複利は利息の増え方が雪だるま式に増えていくため
お金を借りる側(利息を払う側)になると
大変な金額を返さないといけなくなるかもしれないので注意しないといけません!
逆に、お金を貸す側(利息を貰う側)には強い味方になってくれるため
銀行のように低金利ですが、元本割れリスクが無いお金と
リスクはありますが、銀行よりは金利の良いNISA等の株式投資を上手く利用して
複利の力で資産を増やすためのお金とで分けることで、上手く資産運用していけると思います!!
ただし、株式投資には必ずリスクが伴うため、それらを理解するために
株式投資について勉強してから始める必要があります!
今後、株式投資、NISAについても勉強したことを共有していけたらと考えていますので
また読んでいただけると嬉しいです!!
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